5分間の教養学 宗教編 ユダヤ教

5分間の教養学 宗教 ~ユダヤ教~

 

今日はユダヤ教についてです。

 

ユダヤ教を簡単にいうと「唯一絶対の神ヤハウェを信じる人々のみが救われる宗教」です。これに対してキリスト教は「神を信じる全ての者が救われる」というものでしたね。

 

ではユダヤ人とはなんなのか?

ユダヤ人には国籍もなければ言語もありません。

ユダヤ人とは、ユダヤ教徒の子供、もしくはユダヤ教を信じる者たちのことを示します。

 

そんなユダヤ人にもかつては王国がありました。

しかし紀元1世紀にローマ帝国に滅ぼされ、ヨーロッパ各国に移住することになります。その後、ユダヤ人は「キリストを十字架にかけた民族」として差別に苦しむことになります。

 

その差別を象徴する出来事が第二次世界大戦で起きた悲劇、ホロコーストです。

ナチスにより約600万人のユダヤ人が殺戮されてしまいます。

 

こうしてヨーロッパでも居場所を失ったユダヤ人はアメリカに移住することになりますが、アメリカでも差別を受けるユダヤ人は当時卑しいとされていた金融業を生業にすることとなります。

 

こうして虐げられていたユダヤ人でしたが、金融業で成功を収めたユダヤ人は財を築くことになり、今ではアメリカ経済を支えるまでの存在となっています。

 

アメリカの政治家は、ユダヤ人から莫大な献金を受け取っており、経済だけではなく、政治にも大きく関与する存在になっているのです。

 

さて、今日の教養はここまでです。